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  ☆ 叶うといいな ☆ 
 ハーボットたちはどこか遠いところに遊びに行ってしまいました
 でもいつか・・・遊び疲れて
 自分の居場所を思い出したら
 きっと帰って来てくれると信じて待っています

  ☆ このブログの主な登場人物、及びモノたち ☆ 
 けちゃっぷ ・・・・・わたし
 ガッシュくん ・・・・・もうだいぶ永いこと一緒に暮らしている相方くん
 恭二くん(kyojikun) ・・・・・ウサギのぬいぐるみ(どんな話でも聞いてくれる優しい子)
 みっきー ・・・・・いつ買ったのか忘れるくらいず~っと乗ってるゲンチャ
 たま&まぅちゃん ・・・・・ウチのかわいいハーボットたち

もっと涼しくなりましょう ( ̄ー ̄;) [なじぇ?]

わたしの実家のお向かいはお寺です。
そのお寺にはわたしと同い年の女の子まーちゃんが住んでいたので小学校の時はいつも一緒に登校していました。
中学校に上がる時に彼女は私立へ、わたしは区立中学へ行くことになったので、しばらくはあまり会うこともありませんでした。
そして高校卒業という頃に、近所に住んでいた別の友だちのお母さんから「一緒に生け花のお稽古をしない?」とお誘いがありました。
その時は「まあ、やってみてもいいかな」くらいの軽い気持ちで始めることにしました。
というのも、お寺のまーちゃんの叔母さんが生け花の先生で、お稽古も先生がお寺まで来てくださるという楽チンお稽古だったのです。
最初の頃、生徒は3人だけだったので庫裏(くり=まーちゃんの自宅)のお部屋を借りてのお稽古でした。
そして何年かの間に生徒が6人になり、時々別のお稽古日の生徒さん来ることもあったのでもっと広い場所に移動することになりました。
と言ってもまーちゃん家の中です。
庫裏から本堂に向かう廊下を進んで行き、突き当たりを左に曲がって更に進むと本堂があります。
逆に突き当たりを右に折れるとすぐにドアがあり、そこは法事などで使う板張りの広間です。
法事で使うのは昼間だし、お稽古は夜の7時からなので、人数が増えてからはその部屋を使わせてもらっていました。
先生を含め、女ばかりが6人も7人も集まるので、お稽古プラスその後のお茶と雑談でかなりの時間になります。
どちらかというと、お稽古よりおしゃべりの時間の方が長かったかもしれません。
「さて、そろそろ帰りましょう」と、椅子に貼り付いてしまったお尻を引き剥がすのは大抵10時近くになっていました。
自分たちが活けた花を専用の袋にしまい、後片付けをします。
どうしても使いたい花器があるときは自分のものを持っていきますが、ふだん花器や剣山はお寺にあるものをお借りしていました。
本堂と広間に分かれる突き当りの角に小さな流しがあって、花器は洗って流しの下のスペースに重ねておきます。小さい流しなので、みんながいっぺんに洗えるわけではありません。
ある日、先生とちょっと話をしていて、わたしが最後に流しのところに行きました。
流しのすぐ横には大きなガラス戸があって、そこから中庭のようなところに出られます。
その4枚のガラスを天井近くから白いレースのカーテンが被っていました。
花器を洗って、流し下の扉を開けて一番上に重ねて、扉を閉め、立ち上がりました。
その時、わたしから一番離れている位置のカーテンが微かに、ふわっと揺れました。

あれ?ガラス戸開いてるのかな?

でもその揺れ方は、外から風が吹いたというよりも、誰かがそばを通ったのでちょっとカーテンが動いた・・・と言う感じ。

ガラス戸は閉ってました。

誰かが、わたしの後ろを通って行ったみたいです。

本堂から来たのか・・・本堂に行ったのか・・・それともその裏にある・・・・・


2007-08-11 16:36  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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